こんばんは。年間770杯のラーメンを食べる、ながぐつけいすけです。
毎日、ラーメン屋さんに行った投稿をしています。
今回は、ラーメンを語るうえでは欠かすことのできない「淺草 來々軒」の1杯、新横浜ラーメン博物館で再現バージョンをいただけるということで、行ってきました!
記事内のメニューや価格は訪問日時点のものです。
現在とは異なる場合がありますので、予めご了承ください。
「淺草 來々軒」
1910年、浅草で創業された、ラーメンやシュウマイなどを初めて提供したお店として知られています。
つまり、ラーメンの原点ともいえるべきお店です。
簡単ではありますが、年表を記しておきます。
1910年〜1944年 淺草 來々軒
1945年〜1976年 八重洲、神田(淺草 來々軒の3代目が戦後にオープン)
創業された一家の來々軒としては、後継ぎがおらず、1976年に閉店してしまったようです。
今回のラーメン博物館でいただく1杯は、再現版となります。
今回の1杯についての詳細は、「コチラをクリック(公式にとびます)」して確認してみてください。
ラーメン博物館でいただけるのは9月28日までなので、まもなく終わってしまいます。
淺草 來々軒に関連するお店
ここで私が訪問済みの淺草 來々軒に関連するお店をまとめてみました。
☆祐天寺 來々軒•••淺草 來々軒で料理長をしていた方が独立してオープン。現在は4代目の方が営業されている。
☆丸デブ 総本店(岐阜県)•••淺草 來々軒で修行、現在3代目で創業時から味を変えていないという
☆進来軒(千葉県)••• 八重洲時代に修行されていた方が今も現役で厨房に立たれている!
☆トクちゃんラーメン(郡山)••• 進来軒には一家総出で教えを受けに行ったという。今も進来軒から伝授されたラーメンも時々提供されるらしく、その際はHPで告知している。
淺草 來々軒(ラーメン博物館)
施設外観

徒歩5分くらいのところにある


お店の外観



店内の様子



お店の方に店内撮影と掲載許可をいただいています。
お忙しいところありがとうございました!
ワンタンメン、シウマイ 1個
着丼


スープ


それぞれの素材や醤油がバランス良く表現されている
私が生まれる前に閉店しているので、その味を知るはずはないのですが、支那そばやが再現というフィルターがかかっているのもあってか、上質さも感じました。
現代の人にも刺さるように仕上げているのかも?と、少々感じました。
麺


小麦を使用しているとのこと
フワっとした食感でソフトな歯応えを感じさせてくれます。
創業当時の「青竹打ち」と昭和10年以降の「機械打ち」があり、今回は機械打ちを選択しました。
割と長めで、しっかりとスープを持ち上げてくれます。



青竹打ちは1日30食限定で今回は売り切れでした。
トッピングとシウマイ


食べた瞬間、吊るし焼きと思ったものの、昔から吊るし焼きがあったのか?と疑問に思い、調べてみると、縄文時代から炭火で食材を焼く技術は存在しており、江戸時代に入ると、吊るし焼きの技法が更に一般化したらしいです。
ラーメンの世界だと、名前を聞くようになったのは最近のような感覚はありますが、焼鳥が吊るし焼きの代表的な料理と知って、これも吊るし焼きかと妙に納得。
メンマ


水で戻した味付けしたものとのこと
ゴリゴリっとした食感はまさにメンマといった味わいです。


1番最初にシウマイを提供したのも、淺草 來々軒と言われていますよね。
シウマイも合わせていただくのが良いかと思います。
じっくりと味わって完食しました!
まとめ
まずは、この1杯を提供するために関わった、新横浜ラーメン博物館の方々、支那そばやの方々、來々軒の末裔の方々に感謝です。
ラーメンも大変美味しくいただきました!
現代人の人にも美味しくいただけるような仕様にしていると思うのですが、最近のラーメン好きである私にとっては、この再現版をいただけただけで来て良かったと思いました。
卒業ラーメンめちゃくちゃ気になりました!
ー基本情報ー
【お店】淺草 來々軒
【住所】神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21 ラーメン博物館
【営業時間】11:00〜21:00(ラストオーダーは閉館30分前)
【定休日】なし
※最新の情報ではない場合がありますので、訪問の際は、ラーメン博物館のHPのなどでご確認ください。
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