ラーメン専門店 なんぞ
ラーメン専門店 なんぞさんは、2025年2月24日、東京都調布市にオープンされました。
私はこれまでお店には2度訪問しており、今回が3度目の訪問となります。
店主さんは、「肉煮干中華そばさいころ」や、「Tombo」出身とのことですが、Tomboの店主さんが肉煮干中華そばさいころにいた2015年時のインタビュー記事があって、こちらになんぞの店主さんと思われる方も映っているのです。私自身は最近のラオタなので、肉煮干中華そばさいころには行けていないのですが、ラーメン屋さんに行く時はそのお店の方がどんな歴史を歩まれてきたのかを考えていただくのと、考えないでいただくのとでは、同じ1杯でも深みが違う気がするので、出来る限り調べるようにしています。

さて、お店の場所は、京王線仙川駅から徒歩13分くらいのところにあります。
狛江に移転された「中華そばしば田」の跡地です。

店内は、カウンター席で構成されています。

今回は、評判の「冷やしラーメン+炊きこみご飯セット」をプッシュ。私がラストだったみたいでSOLDOUT表示になりました。(食後に撮影)

店内写真は、店主さんに撮影と掲載の許可をいただいています。
冷やしラーメン+炊きこみご飯セット




冷やしのスープも動物魚介と思われますが、ブワっとくる魚介のエッジがたまらない!
動物も下支えにしていると思うのですが、しっとりな滑らかさと素材の表現が一挙に流れ込んでくるのがたまらない。想像を超えるうまさだ!


チャーシューは炭火と思われる風味がブワっときて、ハードながらもザクーっと歯が入るもの。ここまで炭火を表現されたものはあまり出会えないかもしれません。


麺は長めの細麺です。1本1本は弾力感じるもので、束になるとゴリゴリ食感になります。かなりスープを持ち上げてきてくれて、啜ると一体感を感じます。




青唐辛子は有無を聞かれまして、希望しました。辛さのアクセントが加わりますね。
あっという間に完飲してしまったのですが、めちゃくちゃうまかったです!


炊きこみご飯は、やはり肉からの炭の風味が唯一無二感を放っているものです。
ラーメン1杯では足らないけど2杯目いくのはキツいという方にとっては、重要なセットメニューですね。
単品でもオーダー可能ですが、この季節は冷やしの口で温かい炊きこみご飯を合わせるのが心地よいのです。
塩雲呑つけソバ(小)


店内連食です。状況的にいけそうならいこうと思っていました。
一応、店主さんにもう1杯食べていいか確認後、こちらをプッシュしました。
つけそばは、開店当初はなかったメニューですが、5月中旬から新たにメニューに加わりました。




一口目で麺に味がするのが分かります。
実は、底のほうに少し出汁が浸っているのです。店主さんによれば、「煮干しと昆布の出汁」に浸っているということなのです。
そのファーストコンタクトから良い意味でやられました。何ならこれだけでしばらくいきたいですよ。個人的にはまずは麺だけで味わってほしいです。


スープに潜らせて啜ってみますが、動物系と甘い味わいが記憶に焼き付きます。
麺はスープの持ち上げが良いことは先程の冷やしラーメンからも分かっているのですが、つけソバのほうが、よりそれを感じるかもしれません。
スープと共に食べていく感覚になりました。


雲呑も大ぶりでチュルっとした皮が存在感を放つもの。
大ぶりの皮は好みです。口内が心地よいです。


スープ割も言えばくださるということで、いただきました。等身大のスープが味わえるスープ割は私には欠かせないものです。


出汁感溢れるスープに舌鼓を打ち、完食しました。
まとめ
いやはや、私の好みにハマりまして、めちゃくちゃうまかったです!行って良かったです。
滑らかな舌触りで魚介をブワっと感じるスープに、それを持ち上げる麺、炭火が印象的な肉、忘れられないです。
つけソバも麺が煮干しと昆布の出汁で啜るファーストコンタクトからスープ割まで心の底から舌鼓を打ちましたね。
余談ですが、店内撮影の際は名前を名乗るようにしているのですが、店主さんが私のことをSNSで繋がっている人と認識してくださっていたのです。この活動を始めてから初めて私のことを知ってくださっている店主さんでした。嬉しかったですね。
普通の食べ手としても発信者としても、記憶に残る時間になりました。




ー基本情報ー
【お店】ラーメン専門店 なんぞ
【住所】〒182-0003 東京都調布市若葉町2丁目25−20
【営業時間】11:00〜14:30、18:00〜20:30
【定休日】火、金
※最新の情報ではない場合がありますので、訪問の際は、事前にお店のSNSなどでご確認ください。
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