今年の2月、X(Twitter)で、ナポレオン軒 明大前店の投稿が話題になりました。
実は、この投稿の直後に足を運んだのですが、確かにこの囲いによって、偶然通った人にはお店が見つけにくくなってしまったことは容易に想像できます。

工事は10月までという話でしたが、お店が2024年10月オープンですから、最初の1年間のうちの2/3が工事となってしまうわけです。しばらくすると、お店のX(Twitter)の投稿が止まっていたため、どうなっているのか気になり足を運びました。
釜玉中華そば ナポレオン軒 明大前店に再び訪問

再び明大前駅前に降り立ちましたが、2月に来た時と変わってないように見えます。工事の囲いの向こう側にお店があります。




お店が営業されていて安心しました。2月にいただいた釜玉中華そばも美味しかったので、単純にその美味しさを知っている人も多いのかと思いましたが、店に立つ店主さんによれば、やはり客数は落ちてしまっているようです。

思い返してみると、前回訪問した時も、今回と同じ店主さんが作ってくれた記憶がありますが、提供される1杯はかなり丁寧さがあるのです。

店主さんに、工事以外の話も色々と話を聞いてみました。
店主さんは10代の頃、喜多方ラーメン坂内に麺を卸している「曽我製麺」で働いており、その後、都内の喜多方ラーメン坂内で5年修行、更に都内の武蔵家で10年もの修行を重ねたラーメン職人だったのです。長くラーメンを作られてる方が作る1杯は、味なのか見た目なのかオーラなのか、洗練された何かを感じることがあるので、楽しみです。

店主さんに店内写真の撮影と当ブログへの掲載許可をいただいております。
「リッチ満腹セット」をいただく


リッチ満腹セットは、リッチ釜玉中華そば(並)と、魚介スープの替え玉のセットメニューです。


チャーシューは、肉肉しく、味染みの良いタイプになっており、歯がすんなり入っていくものです。今回は連食中だったので控えましたが、これでビールもいきたくなります。


小麦屋さんとの共同開発されたという麺のもっちり具合が鮮烈なインパクトを残します。
この麺に絡まる丸みを帯びた醤油やアブラがシンプルに感じますが、味覚に訴えかけてくるのです。
シャキシャキのネギともベストマッチです。




豊富な卓上調味料も魅力のひとつです。






濃いもの好きなので、釜玉醤油で少し濃いめに、エンペラー油は、本来の味と喧嘩せず辛くなります。
揚げネギはカリっとしており、味や食感に彩りが加わります。


小さな背脂の塊と思われるものも入っており、これも食感のツボに刺さる要素の1つなのかもと感じました。
今回はオーダーしませんでしたが、別売りの「野菜コクアブラ」や、「コクアブラ追加」なども、すごくよく合いそうな気がしてなりません。




替え玉は、そのまま食べる旨は書かれていないのですが、まずはそのままいただきました。魚介出汁のスープに浸っていますが、このスープだけで美味しいのです。
丼にダイブさせて美味しくないわけがないのです。あっという間に完食しました!
まとめ
大変美味しくいただきました。
とにかく味覚に刺さる味わいで、麺とタレとアブラのすべてがとても美味しかったです。私含む、太麺好きの人にもたまらないはずです。
お話を聞かせてくれたラーメン職人の店主さんが作ってくださっているというのを知ると、この1杯もより深まる感覚があります。長年、作り続けている方の1杯には、洗練されたものを感じます。丁寧さも際立ちました。
また、店主さんの明るい接客に前回も今回も心地よさを覚え、また行きたいと思うお店だと感じました。
釜玉中華そばのお店ですが、「ナポつまみ」を片手に1杯やりたいような雰囲気のお店です。
工事の現場監督も来店されるようで、10月には工事が終わると言っているようです。
私もまた行けたらと思います。
基本情報
【お店】釜玉中華そば ナポレオン軒 明大前店
【営業時間】要確認
【定休日】要確認
※最新の情報ではない場合がありますので、訪問の際は、事前にお店のSNSなどでご確認ください。
コメント